【最新版!】server.propertiesのおすすめ設定解説

Minecraft

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こんにちは、Kai(Χ)です!

Minecraftサーバーを起動できたはいいものの、エリトラ飛行ができなかったり、ブロックが掘れなかったりと、トラブルが起きている人も結構多いと思います。

サーバーを快適に動かすためには、適切な設定が必要です。

ということで、今回は、【server.propertiesのおすすめ設定】について詳しく紹介していきます。

前提知識

この記事は、これらのことを前提で書いていきます。

  • サーバーの構築が可能である

MODやプラグイン等のサーバー構築方法は以下の記事で紹介しています。細かなところまで解説しているので、ぜひ見てみてください。

server.propertiesとは

server.propertiesとは、Minecraftサーバーの設定ファイルです。ファイル自体は、サーバーをインストールした場所にあります。

ファイルの形式

ファイルの中身の書き方は、下のように定まっています。

[設定項目]=[値]

[設定項目] には、設定項目のIDが書かれています。そのため、[設定項目] は変更しないようにしましょう。
[値] には、[設定項目]に対する設定値が記載されています。項目別の値は後で詳しく記載しますが、[値]に入るのは、数字、true または false、一部文字列となります。今回の設定では、[値]を変更していきます。

server.propertiesの設定項目

設定できる項目の一覧はこちらになります。設定値やデフォルト値が分からなくなったら、こちらの表を参考にしてください!

クリックして表を見る
設定項目設定値デフォルト値解説
allow-flighttrue または falsefalseサバイバルモードで、飛行を可能にする Mod を導入しているプレイヤーに飛行を許可する。
allow-flight が有効になると、荒らし(=Griefer、バグを悪用するプレイヤー)の活動がしやすくなるので、荒らしが多くなるだろう。クリエイティブモードでは、このプロパティは効果を持たない。

false – 飛行は許可されない(最低5秒以上空中にいるプレイヤーはサーバーからキックされる)。
true – 飛行は許可され、プレイヤーが飛行系 Mod を導入している場合には使用される。
allow-nethertrue または falsetrueプレイヤーがネザーに行くことを許可する。
false – ネザーポータルは動作しない。
true – サーバーはポータルを許可し、プレイヤーをネザーに送れるようになる。
broadcast-console-to-opstrue または falsetrueコンソールコマンドの出力をオンラインのオペレータに送信する。
broadcast-rcon-to-opstrue または falsetrueオンラインのオペレータにrconコンソールのコマンド出力を送信する。
difficultypeaceful, easy, normal, hardeasyサーバーの難易度(Mob から受けるダメージや、プレイヤーの空腹度、毒のダメージなどに影響する)を決定する。
難易度が数値で指定されている場合、難易度名に置き換えられる。

peaceful (0)
easy (1)
normal (2)
hard (3)
enable-command-blocktrue または falsefalseコマンドブロックを有効にする。
enable-jmx-monitoringtrue または falsefalseオブジェクト名net.minecraft.server:type=ServerおよびaverageTickTime、tickTimesの2つの属性を持つMBeanを公開し、ミリ秒単位のティックを公開する。
Java runtimeでJMXを有効にするには、ここに記載されているように、JVMフラグを起動時に追加する必要がある。
enable-rcontrue または falsefalseサーバーコンソールへのリモートアクセスを有効にする。
sync-chunk-writestrue または falsetrue同期チャンク書き込みを有効にする。
enable-statustrue または falsetrueサーバーをサーバーリスト上でオンラインとして表示する。
falseに設定すると、クライアントからの応答を抑制する。オフラインとして表示されるが、接続を受け付ける。
enable-querytrue または falsefalseGameSpy4のプロトコルサーバーリスナーを有効にする。サーバーに関する情報を取得するために使用される。
entity-broadcast-range-percentage整数(0~500)100エンティティがどの程度近くにいる場合にクライアントに送信するかを制御する。値を高くするほど遠くから描画され、ラグが発生する可能性がある。これはデフォルト値の割合で表される。50に設定すると通常の半分になる。これはクライアントのビデオ設定の機能を真似ている(描画距離のように、クライアントがサーバーの設定下であれば変更することができる)。
force-gamemodetrue または falsefalseプレイヤーにデフォルトのゲームモードで参加させる。
false – プレイヤーが設定したゲームモードで参加される。
true – プレイヤーは常にデフォルトのゲームモードで参加する。
function-permission-level整数 (1-4)2関数の既存の権限レベルを設定する。
すべてのレベルは権限レベルを参照。
gamemodesurvival, creative, adventure, spectatorsurvivalゲームモードを決定する。
難易度が数値で指定されている場合、難易度名に置き換えられる。

survival (0)
creative (1)
adventure (2)
spectator (3)
generate-structurestrue または falsetrue構造物(村など)を生成するかどうかを決定する。
false – 新しいチャンクでは構造物は生成されない。
true – 新しいチャンクでも構造物が生成される。
注意: これが false に設定されている場合でも、ダンジョンは生成される。
generator-settingsJSON文字列なしワールド生成のカスタマイズに使用される設定。フォーマットに従い、JSONを記述する。全ての:は\:でエスケープする必要がある。
hardcoretrue または falsefalsetrue に設定した場合、プレイヤーが死んだ際にスペクテイターモードになる。
level-name任意の文字列world「レベル名」の値は、ワールド名とそのフォルダ名として使用される。ここで保存したゲームフォルダをここにコピーし、名前を同じフォルダに変更して代わりに読み込むこともできる。
‘(アポストロフィ)などの文字は、その前にバックスラッシュを付けることでエスケープする必要がある。ユニコードエスケープ(例: あ→\u3000)も利用できる。
level-seed任意の文字列なしシングルプレイのように、ワールドのシード値を設定できる。新しくワールドを作るときに利用される。
例: minecraft、404、1a2b3c
level-typedefault, flat, largeBiomes, amplified, buffetdefault生成されるマップのタイプを決定する。
default – 丘、谷、水などが存在する標準的なワールド。
flat – 特徴のないフラットなワールド。generator-settings で詳細に変更できる。
largeBiomes – defaultと同じだが、すべてのバイオームが大きくなる。
amplified – defaultと同じだが、ワールド生成時の高度限界が増える。
buffet – generator-settings がプリセットに設定されていない場合は、DEFAULT と同じ。
max-build-height整数256建築が許可される最高高度。地形の生成は、制限を越えて生成される場合がある。256が最大値であるが、8の倍数である必要がある。
max-players整数(0~(2^31 – 1))20同時にサーバー上でプレイできるプレイヤーの最大数。より多くのプレイヤーがサーバー上に存在する場合、より多くのリソースを使用することに注意。また、OPプレーヤーの接続数は最大プレイヤー数には数えられないが、OPは現在、満員のサーバーに参加することはできない。ただし、これはサーバーのディレクトリにある ops.json というファイル中にある、変更したい OP プレイヤーの bypassesPlayerLimit を true(デフォルトは false)に設定することで変更できる。このフィールドの値が非常に大きいと、クライアント側のユーザーリストが壊れてしまう。
max-tick-time整数(0~(2^63 – 1))60000サーバーのウォッチドッグが、サーバーを停止させるまでにかかる単一ティックの最大ミリ秒。サーバーの停止時に A single server tick took 60.00 seconds (should be max 0.05); Considering it to be crashed, server will forcibly shutdown. というメッセージが表示される。この基準が満たされると System.exit(1) が呼び出される。
-1 – ウォッチドッグを完全に無効にする(無効化の設定は 14w32a で追加された)。
max-world-size整数(1~29999984)29999984ワールド境界の最大サイズの半径を設定する。ワールド境界を大きく設定すると、コマンドは正常に実行されるが、実際にはワールド境界は上限を超えて広がらない。max-world-sizeをデフォルト値よりも大きく設定しても何も起こらない。
max-world-size を1000に設定すれば、2000×2000のワールド境界が設定される。
max-world-size を4000に設定すれば、8000×8000のワールド境界が設定される。
motd任意の文字列A Minecraft Serverクライアントのサーバー一覧の、サーバー名の下に表示されるメッセージ。
MOTD には装飾コードを使用できる。
MOTD には、「♥」のような特別な文字を使用できる。ただし、そのような文字は Unicode 形式にエスケープしなければならない。
MOTDが59文字を超える場合、サーバーリストが通信エラーを報告する場合がある
network-compression-threshold整数256デフォルトでは、n-1バイトの大きさのパケットは正常に送信できるが、nバイト以上のパケットは圧縮されるため、数値が小さいほど圧縮率は高くなるが、少量のバイトを圧縮すると、実際には入ったものよりも大きな結果になる可能性がある。
-1 – 圧縮を完全に無効にする
0 – すべてを圧縮する
注意:イーサネットの仕様では、64バイト未満のパケットは64バイトにパディングされる必要があるため、64未満の値を設定しても効果がない場合がある。MTU(通常は1500バイト)を超えることもお勧めしない。
online-modetrue または falsetrueサーバーは、プレイヤーをMinecraftアカウントデータベースに対して接続チェックする。サーバーがインターネットに接続されていない場合にのみ、これをfalseに設定する。これがfalseに設定されている場合、偽のアカウントを持つハッカーが接続できる! minecraft.netがダウンしているかアクセスできない場合、これがtrueに設定されていると、プレーヤーは接続できない。この変数を意図的にオフに設定することをサーバーの「クラッキング」と呼び、現在オンラインモードがオフになっているサーバーを「クラッキング」サーバーと呼び、Minecraftのライセンスのないコピーを持つプレイヤーが参加できるようにする。
true – 有効。 サーバーは、インターネットに接続していると想定し、接続しているすべてのプレーヤーをチェックする。
false – 無効。 サーバーは、接続しているプレーヤーをチェックしない。
op-permission-level整数(1~4)4/op を使用したときに与えられるデフォルトの権限レベルを設定する。すべてのレベルは、その下位のレベルの権限を有している。
1 – OP は、スポーン範囲を保護する設定を無視できる。
2 – OP は、シングルプレイでのチートコマンド(ただし、/publish、/debug、/reload を除く)およびコマンドブロックを使用できる。コマンドブロックはこのレベルと同じ権限をもつ。
3 – OP は、/debug や プレイヤーの管理コマンド(/ban や /op など)といった、ほとんどのマルチプレイで実行可能なコマンドを使用できる。
4 – OP は、/stop や /save-all、/save-on、/save-off、/reload を含め、すべてのコマンドを使用できる。
player-idle-timeout整数0無操作のプレイヤーがサーバーからキックされるまでの時間を分で設定する。0にすると無効になる。
注意: 無操作状態は、以下の操作パケットを受け取ることでリセットされる。
ウィンドウのクリック
アイテムのエンチャント
看板の更新
採掘
ブロックの設置
所持しているアイテムの変更
アニメーション(腕を振る動作)
エンティティアクション
クライアントステータスの通知
チャット
エンティティの使用
prevent-proxy-connectionstrue または falsefalseサーバーから送信されたISP/ASがMojangの認証サーバーと異なる場合、プレイヤーはキックされる。
true – 有効。VPNやプロキシを使用できないようにする。
false – 無効。VPNやプロキシの使用を阻止しない。
pvptrue または falsetrueサーバーでの PvP を有効にする。PvPが有効な場合にのみ、プレイヤーが自身に向けて撃った矢のダメージを受ける。
true – プレイヤー同士での攻撃でダメージを受ける。
false – プレイヤー同士での攻撃ができない。(Player versus Environment (PvE) として知られている)
注意: プレイヤーによって発生した間接的なダメージ(溶岩や炎、TNT、水や砂、砂利での窒息など)は、PvP が有効でなくとも受ける。
query.port整数(1~(2^16 – 2))25565クエリサーバーのポート番号を設定する。(enable-query を参照)
rate-limit整数0プレイヤーがキックされるまでに送信できるパケットの最大量を設定する。0 に設定すると無効になる。
rcon.password文字列なしRCONのパスワードを設定する。リモートコンソールプロトコルで、他のアプリケーションがインターネット経由でMinecraftサーバーに接続できるようにする。
rcon.port整数(1~65534)25575RCONネットワークのポート番号を設定する。
resource-pack文字列なしリソースパックへの URI を設定する。プレイヤーは使用するかどうかを選択することができる。
設定する際に(1.15.2以前のいくつかのバージョンでは)、: および =はバックスラッシュ (\) を付けてエスケープする必要がある。例: http\://somedomain.com/somepack.zip?someparam\=somevalue
リソースパックのファイルサイズが100MiB(1.15以前:50MiB(≒50.4MB))を超えない必要がある。ダウンロードの成否はクライアント側で記録され、サーバー側には記録されないことに注意。
resource-pack-sha1文字列なしリソースパックのSHA-1 digestを小文字の16進数で指定できる。 リソースパックの整合性を検証するために使用されるため、指定することが推奨される。
注意:リソースパックが異なる場合、サーバー起動時にコンソールに「Invalid sha1 for resource-pack-sha1」という黄色いメッセージが表示される。ハッシュ関数の性質上、エラーが発生する可能性は僅かであるため、この結果は何の影響も与えない。
server-ip文字列なしサーバーを特定のIPにバインドしたい場合に設定する必要がある。server-ipは空欄にすることが推奨される。
空欄にするか、サーバーを実行(listen)したいIPを設定する。
server-port整数(1~65534)25565サーバーがホスト(リスン)するポート番号を設定する。(ルーターやファイアウォールを使用している場合は)NAT を使用したネットワークでポートフォワードをしなければならない。
snooper-enabledtrue または falsetrueサーバーが定期的にsnoopデータをhttp://snoop.minecraft.netに送信するかどうかを設定する
false – 無効にする。
true – 有効にする。
spawn-animalstrue または falsetrue動物がスポーンできるかどうかを決定する。
true – 動物は通常どおりスポーンする。
false – 動物はすぐに消滅する。
ヒント: もし大きなラグが発生しているなら、この設定を false にするとよい。
spawn-monsterstrue または falsetrueモンスターがスポーンするかどうかを決定する。
true – モンスターは夜や暗所で出現する。
false – モンスターは出現しない。
この設定は difficulty が 0(ピースフル)に設定されていた場合には機能しない。また、difficulty が 0 でない場合でも、モンスタースポナーからモンスターはスポーンすることができる。
ヒント: もし大きなラグが発生しているなら、この設定を false にするとよい。
spawn-npcstrue または falsetrue村人がスポーンするかどうかを決定する。
true – 有効。村人はスポーンする。
false – 無効。村人はスポーンしない。
spawn-protection整数16スポーン保護の半径を2x+1として決定する。これを0に設定しても、スポーン保護は無効にならない。0は、スポーンポイントの単一ブロックを保護する。1は、スポーンポイントを中心とした3×3の領域を保護する。2は5×5を保護し、3は7×7を保護する。このオプションは、最初のサーバーの起動時に生成されず、最初のプレーヤーが参加したときに表示される。 サーバーにopsが設定されていない場合、スポーン保護は自動的に無効になる。
use-native-transporttrue または falsetrueLinuxサーバーのパフォーマンスの向上:Linuxでのパケット送受信の最適化
true – 有効。 Linuxパケットの送受信の最適化を有効にする。
false – 無効。 Linuxパケットの送受信の最適化を無効にする。
view-distance整数(2~32)10サーバーがクライアントに送信するワールドデータの量を、プレーヤーの各方向のチャンク(直径ではなく半径)で測定して設定する。 サーバー側の表示距離を決定する。
10がデフォルト/推奨である。 大きなラグがある場合は、この値を小さくすることが推奨される。
white-listtrue または falsefalseホワイトリストを有効にする。
ホワイトリストを有効にした場合、ホワイトリストにないプレイヤーは接続できなくなる。例えば、顔見知りの友達や知らない人から申請により許可されるサーバーなど、プレイベートなサーバーを対象とする。

false – ホワイトリストを使用しない。
true – ホワイトリストを生成するために、whitelist.jsonファイルが使用される。
注意:OPは自動的にホワイトリストに登録されるため、ホワイトリストに追加する必要はない。
enforce-whitelisttrue または falsefalseサーバーにホワイトリストを適用する。
このオプションを有効にした場合、ホワイトリストファイルに登録されていないプレイヤーは、サーバーがホワイトリストファイルを再読み込みした後に、サーバーからキックされる。

false – ホワイトリストに登録されていないプレイヤーはキックされない。
true – ホワイトリストに登録されていないオンラインのプレイヤーはキックされる。
https://minecraft.fandom.com/ja/wiki/Server.propertiesより引用、一部を変更して作成

server.propertiesのおすすめの設定解説

それでは、Minecraftサーバーにおすすめの設定を解説していきます!

設定項目デフォルト値☆おすすめ設定☆
allow-flightfalsetrue
difficultyeasynormal
pvptruefalse
spawn-protection160
white-listfalsetrue

まとめ

今回紹介した設定についての意見や質問がありましたら、ぜひ教えて下さい。

server.propertiesを設定することで、Minecraftが快適に遊べるようになりました!みなさんのサーバーもこの記事を参考に設定してみてください。

それでは、また。

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